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活動報告 2017/06/02 09:20

十人十色、俳句は面白い ~東大俳句会とのコラボ句会を終えて~

梅雨を前に、すでに夏本番といった暑さが続く中、当館で27日東大俳句会の

現役大学生4名を招いて、港区在住の俳句好きの方々13人にご参加いただき、

句会を行いました。最初に、俳句会のメンバーが自己紹介し、好きな季語を述べると、

早速皆さん「俳句モード」に。

参加者各人に事前に用意してもらった二句を黒板に書き終えたあと、一句一句丁寧に合評し

合いました。学生メンバーからもそれぞれの句について、思い思いの感想を述べていただき、

若い感性と豊かな体験に基づいた感性が共鳴し合う素晴らしい句会になりました。

日頃目で見たり、肌で触れたりしながら、五感で感じ取ったことを素直に表現された作品の数々

には驚きの連続でした。

もちろん、学生メンバーの的を射たコメントのレベルの高さにも感心。

思えば、俳句の面白さは句を作ることだけでなく、他人の俳句を読んで、みんなであれこれ

寸評しあうことも大切であり、今回はその二つの楽しみに、新たに若い感性に触れる喜びが

加わったことで、俳句の奥行きの深さや味わいがさらに増したのではないでしょうか。

俳句を通して、「測るモノサシ」は一つではないことを実感させてくれた、心地よい一時間半でした。

ご協力いただいた東大俳句会の皆さん、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

以下、皆さんの作品を一部ご紹介いたします。

 

東大俳句会の皆さんの俳句

「なみおとのせむ玫瑰を吾に呉れよ」

「わたくしが丸太のやうな黴の部屋」

「ままごとに付き合う夏の野の卓に」

「ロケット花火みんなの首が青く夏」

 

参加者の皆さんの俳句

「東禅寺包める夜の若葉かな」

「涼風の湖上の宴糸とんぼ」

「晩春の祝宴主役三女かな」

「夢うつつ老母と猫と春風と」

「新緑の色鮮やかに蔦は這う」

「七変化四十七士の意志固き」

「遠雷や雲早早と阿弥陀堂」

「手をふりし病室の窓風光る」

「山百合や祈りのやうに雨の降る」

「濃い緑茶君が飲んでた同じ味」

「逝き人のふるさと思う花筏」

「えごの花こぼれ流るる川あかり」

「青空に万作の花ばらまけり」

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