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ブログ 2017/04/14 16:00

郵送によるがん検診のメリットとデメリット

海外と比べると、がん検診の受診率はまだかなり低いようです。

特に乳がん検診、子宮頸がん検診は、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国の中で

最低レベルとか。

東京都を含め各自治体は、がん検診受診率を上げるために、ピンクリボン運動や女性の

健康週間の制定の他、啓発ポスターやリーフレットを作成して普及に努めていますが、

大きな改善は見られません。

そうした背景もあり、「郵送によるがん検診を取り入れる自治体や健康保険組合が

増えている」(4月13日付産経新聞)そうです。

ただ、そこで問題になるのが、メリットとデメリット。

日本医師会のHPによると、最大のメリットは、郵送での検診の場合、まだ自覚症状が

無い時点で行われることから、がんが進行していない状態で発見できること。

つまり、早期発見、早期治療に結びつきます。

一方、デメリットは、「がんが見つけにくい場所や形をしている場合には発見できない

事があり、検査の精度は100%ではないということ」です。

さらに、検診でがんの疑いがと判定されて精密検査を行っても、がんが発見されない

ケースもあります。

たとえば、医師の内診がいらない子宮頸がんの郵送検診は便利のように見えますが、

専門家によると「自己採取による検査」にはクオリティーに問題があるというのです。

要は、がん検診をやらないよりやった方が良いという論理が「郵送タイプ」では必ずしも

正しいとは限らないというわけです。そこで、郵送による検診を希望される方は、まずメリットが

確かにあり、その上でデメリットが少ないことを見極め、加えてメリットがあるかどうかは

科学的根拠が条件となることを理解してください。

因みに、国が推奨するがん検診は、胃、子宮頸部、乳房、肺、大腸の5臓器。

いずれも医療機関などで行う検診であり、郵送は対象外です。念のため。

 

 

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