港区立高輪いきいきプラザ
トップページ > 港区立高輪いきいきプラザ > 港区立高輪いきいきプラザ > 最新情報

最新情報

ブログ 2018/06/08 15:40

結核は昔の病気、ではありません

かつて、国民病として恐れられた結核が、欧米諸国に比べて日本は罹患数が多いようです

(人口10万人あたり米国2.8人、オランダ5人などに比べて、日本は13.9人)。

ご存知のように、結核菌は、人が「咳」をすることで空気中に撒き散らされ、それを他の人が

吸い込むことによって感染します。

手を握る、同じ食器を使うなどで感染することはないそうです。

どうやら、結核が増加している原因は、若い世代で結核に対する抵抗力(免疫)をもたない

人々が増えたことや診断の遅れなどによる集団感染・院内感染が増加したためとか。

もちろん、健康であれば、菌を吸い込んだあと、人の体は免疫によって結核菌を

抑え込んでしまいます。しかし、体力が低下したり、他の病気になって免疫機能

つまり抵抗力がおちると、発病するケースがあるのです。

次の症例は、よくありがちなケース。

「ある時から咳が出始めたため、風邪と思って手持ちの風邪薬を服用し、3~4日で

症状がやや軽くなったので、そのまま放置していた。2週間後再び咳が出始めました。

このころから夕方になると37,5℃くらいの熱が出るようになった。かかりつけ医を

受診したところ、風邪のぶり返しと言われ、抗生物質や解熱剤、咳止めなどが処方された」

ところが、その後、痰に血が混じっているのを発見。改めてX線検査と痰の検査を行い、

感染性の肺結核と判明。

ともあれ、若い頃に感染した人が高齢になって発症するケースが多く、2016年の集計では

発症者の7割以上が60歳以上だったそうです。

風邪とは症状がちょっと違うと感じたら、迷わず、病院へ行き、X線検査と痰の検査を

受けてくださいね。

結核予防会のHPには、次のように書かれています。

「結核を撲滅するためには、なによりも、皆さんに結核について正しい知識を持って

いただくことがとても大切です。

結核がどのようにして拡がるのか、どのようにして治すのかを理解し、定期的に健診を受ける、

咳(せき)が長引くときは診察を受けるなど、結核対策は、皆さん一人ひとりの意識と

行動にかかっているのです」。

 

結核予防会

http://www.jatahq.org/about_tb/index3.html

 

 

ページの一番上に戻る