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ブログ 2018/05/04 15:50

医療被ばくってこわいの?

 

日本の医療被ばく線量は米国とともに世界で最も高いそうです。

しかも増加を続けているとか。

昔は放射線検査と言えば、単純エックス線撮影などに限られていましたが、CTが開発されると、

診療現場に広く普及し、いまでは人口当たりの台数、検査数ともに世界最高水準である

ということです。つまり、私たちの健康に大きな恩恵をもたらしているともいえるのですが、

その反面、患者の医療被ばくが増えているのも事実であり、頻度が重なれば発がんリスクも

高まるだろうと指摘されています。

日本学術会議のレポート(CT検査による医療被ばくの低減)によると、放射線の影響を受けにくく

するためには、「正当化、最適化、線量限度」の3原則が重要だとか。

ここでいう正当化とは、「放射線利用から得られる便益が被ばくのリスクを上回ることを保証する」

ということ。

次に、最適化とは、「達成可能な限り放射線被ばく線量を低くする」という意味だそうです。

CT検査は、撮影回数、撮影条件といった検査方法によって被ばく線量が大きく異なるため、

適切な検査方法を選択する最適化の意義が大きいと言われています。

なぜなら、病院によっては用いる線量が異なっているからです。

ちなみに、CT検査の一回あたりの被ばくは、5-30mSv程度です。

胸部X線撮影のように線量が少ない検査(0.06mSv程度)に比べると、X線CT検査の方が

線量は多くなりますが、がんリスクという観点からみると、少量の放射線ということになる

ようです。

ただ、患者が自分の判断で病院を何度も変えて同じ検査を受ける場合は、デメリットを考慮

しなければなりません。

いずれにせよ、厚労省は「検査をする医療機関に、患者の被曝線量の記録を義務づける方針」

を決定したそうです。そのことで、高い線量で検査している病院には、線量の設定の再検討を

促す仕組みを取り入れるということです。

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