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ブログ 2017/12/08 16:50

人間と犬の深い関係

 

今年も残りわずか。来年の干支は「戌」。犬と言えば、コンラート・ローレンツの名著

「人イヌにあう」を思い起こします。

動物学者の深い考察から、イヌの起源はジャッカルと結論付けています。

そのジャッカルが人間の集団とつかず離れず行動を共にし、少しずつ人間に近しい

存在となり、家畜となり、とうとう人間にとってかけがえのない存在へと変貌していった

と語っています。

さて、犬好きと言えば、最初に脳裏に浮かぶのは、文豪川端康成。彼は「愛犬家心得」

というエッセイまで発表しています。

当時としてはめずらしいワイヤー・フォックス・テリアやコリー、グレイハウンドなどを飼って

いたとか。愛犬をモデルにした小説も書いていますね。

それから、もうひとり忘れてはならないのが、西郷どん。西郷隆盛も大の犬好きで、

どこへ行くにも一緒だったとか。

さて、海外では、これは映画の話ですが、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の「ウンベルトD

という作品が忘れられません。主人公のウンベルト・ドメニコ・フェラーリは貧しい老人で、

ローマの自宅を追い出されようとしており、愛犬フライクと散歩に出かけた時に、

列車に飛び込んで死のうと覚悟します。でも、飛び込む瞬間に、犬が老人の手から

逃げ出して、自殺を思いとどまらせるというお話です。

こうしてみると、人間と犬は、互いに教え、教えられる関係のなかで、生きる力を

与え合ってきたわけです。

来年は「戌」年ゆえ、犬を見習って、誠実に、真面目に過ごしたいですね。

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