港区立高輪いきいきプラザ
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活動報告 2017/09/29 11:00

面白くて、楽しくて、ためになる「チンチンドンドン、チンドンドン」

「趣味の音楽と着物の着付けの両方を楽しめるのは、『ちんどん』以外にないと納得して

始めました」。

早稲田大学ちんどん研究会のリーダーの迫ノ岡かれんさん(大学三年生)は、

一年生の時から「ちんどん」の活動を続けています。現役大学生が「ちんどん」に夢中と

聞けば、その意外性に逆に好奇心が湧いてきます。

もちろん、ちんどんとは、「チンチンドンドン」と鉦や太鼓を響かせる「大道宣伝楽団」のこと。

実は、大学の正式なサークルとして認められているのは、早稲田大学、立命館大学、

神戸大学の三校しか存在しないそうです。そのひとつ、早稲田大学ちんどん研究会の

メンバー4名をお招きして、「楽しいちんどん音楽とその歴史」と題するイベントを27日、

当館で開催しました。

最初に、迫ノ岡かれんさんからちんどん屋のルーツについて説明していただき、大阪の

飴売りを元祖とする説や、街頭宣伝業の呼び名となった「東西屋」の出現、軍楽隊に街を

練り歩かせ商店や商品を宣伝して回る東京の「ちんどん屋」の存在などについて話して

いただきました。

会場に集まった多くの参加者は、ちんどん屋の「口上」に感激した様子。かれんさんの説明

によると、ちんどん屋の宣伝には欠かせない重要な役割があったとの事。

実際、そのハギレのよい、客寄せの口上には思わず聞き入ってしまいます。「ちんどん屋は

宣伝屋。口上が切れなきゃ始まらぬ」なのだそうです。

次に、楽器をひとつひとつ紹介していただきました。鉦(かね)、締め太鼓、大太鼓、三味線、

横笛で編成された楽隊がちんどん屋の原型だそうですが、とはいえ、その組み合わせも

様々にあり、アコーデオンの時もあれば、クラリネットの時もあるそうで、その決まりごとの

ない世界もまた、「ちんどん」の魅力かもしれません。それにしても、肩でかつぐちんどん

太鼓(鉦、締め太鼓、大太鼓、看板、日傘など)の独創的で、機能的な楽器は他に類を

見ないのではないでしょうか。

続いて、ちんどん用語の説明があり、そのあと利用者や児童館の子供たちが参加して、

実際に鉦や太鼓をたたいてみる「体験コーナー」がありました。だれもがその難しさに感心

していました。ただ安易にたたいているのではないこと、その技術とテクニックに驚くばかり。

知れば知るほど「ちんどん」の奥深い世界に感動してしまいます。

参加者の間からも「口上を聞けて良かった」

「最近めったに見なくなったので、懐かしかった」「哀愁のあるメロディーと華やかさが小さい

から好きでした」など多くのお声を寄せられました。

早稲田ちんどん研究会が披露してくれた曲は、「青い山脈」、「赤いリンゴ」、「銀座のカンカン娘」、

サーカスでおなじみの「美しき天然」、そして「四丁目」など、どの曲も懐かしいものばかり。

「ちん」ではじまり「どん」でおわる、ちんどん音楽の魅力を100%堪能させていただいた、

とても楽しい1時間でした。


出演者は、早稲田大学ちんどん研究会の迫ノ岡かれんさん(チンドン太鼓)、

白川春奈さん(ゴロス)、坂上華梨さん(ピアニカ)、山口萌花さん(クラリネット)の4名です。

当研究会では、ちんどんに興味のある「現役学生」を募集中だそうです。

大学は問わないとか。ご興味のある方は、下記のメールアドレスから

お問い合わせください。

 早稲田ちんどん研究会

chingdong.kazemachi@gmail.com

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