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ブログ 2017/06/16 14:45

蛍来い、こっちの水は甘いぞ ~ホタルの季節到来~

初夏の風物詩と言えば、ホタル。

梅雨入りの前後から出現する、暗闇で幻想的な光を放つホタルの存在は、平安時代から

日本人に深く愛されてきました。そんなホタルが、人工照明などの強い光を嫌う生物

であることを、皆さんはご存知でしたか?

実は、人工照明がホタルの生態に悪影響を与える「光害」が問題になっているそうです。

たとえば蛍光灯や白熱電球は、直射光でも反射光でもホタルの発光活動を抑制してしまうの

だそうです。加えて、ホタルの体内時計は光によって抑制されることが判っていて、一日中

明るければ機能しなくなってしまうとか。

そこで、神奈川県逗子市は今年から、「ホタルの生態に影響を与えにくい暖色系のLED街路灯を

生息地周辺に設置し、まちぐるみでホタルを守る取り組みを進めている」という話です(6月16日付

産経ニュース)。

因みに、光の明るさは、カンデラ(candela)と呼ばれる「光度」で表わされます。

カンデラは、ラテン語で(イタリア語でも)ろうそくという意味。英語ならcandle(キャンドル)。

ホタルの光の明るさは、およそ1/500カンデラほどしかないようです。

ついでに、、発光には4つのパターンがることも付言しておきます。

1.同時明滅(メスにおける同じ周期で一斉に明滅を繰り返しながらの発光)

2.微光(休止中時に弱い光をわずかに明滅させているだけの発光)

3.刺激発光(中止中時や歩行時に受けた刺激による発光)

4.フラッシュ発光(メスとのコミュニケーション時の強い発光)

皆さん、ホタルを鑑賞する際は、懐中電灯で直接照らしたりしないでくださいね。

それから、くれぐれもホタルの求愛行動を邪魔したりしないようにお願いします。

「大蛍ゆらりゆらりと通りけり」(一茶)

「蛍火の今宵の闇の美しき」(高浜虚子)

「蛍見や船頭酔うておぼつかな」(芭蕉)

 

 

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